日本人である私達は、投資を始める際には日本株投資を始めに考えるかと思いますが、選択肢のひとつとして米国株投資を推したいです。
この記事では、日本株投資と比較した際の米国株投資のメリットについて触れていこうと思います。
ぜひ投資の参考にしていただければ幸いです。
右肩上がりの市場
アメリカは現在に至るまで長期間にわたって右肩上がりの市場になっています。
これはアメリカの株式市場が株価指数を伸ばすような仕組みづくりをしているからです。
アメリカでは上場する際に厳しい上場基準が設けられており、それを突破しなければなりません。
また上場したとしても、基準から外れてしまえば上場廃止となってしまうとため、必死になって経営を行っています。
そういった企業経営を行い、さらに選び抜かれた企業がアメリカの有名な3指数である「NYダウ」「S&P500」「NASDAQ」に組み込まれるため、企業の成長が株価指数の伸びにつながっていきます。
以下は1994年以降のNYダウと日経平均を比較したグラフになりますが、アメリカ市場の圧倒的な成長に驚きます。

このグラフを見るだけでも、日本株より米国株に投資したくなるかなと思います。
世界中から人が集まってくるためイノベーションが起きやすい
「アメリカン・ドリーム」という言葉があるように、アメリカには世界中から人が集まってサービスを作っています。
今では生活の一部として欠かせない「GAFA」(Goolgle、Apple、Facebook、Amazonの頭文字)や老舗企業となっているMicrosoft、Johnson & Johnson、P&G、Coca-Coloaなどもすべてアメリカ企業です。
Google、Microsoftは現在インド人がCEOをしていることもあり、完全な実力社会になっていると思います。
また、人工肉販売のBeyond Meat、配車サービスのUber、映像ストリーミング配信のNetfilxなどの新興企業も生まれており、アメリカ企業の力強さを感じさせてくれます。
配当金を増配している企業が多い
アメリカ企業は株主重視の経営をしており、それが配当金の支払いにも現れています。
毎年配当金を増配している企業がアメリカには多く、そういった銘柄のことを「連続増配銘柄」とも呼んだりしています。
アメリカでは25年以上毎年増配している銘柄のことを「配当貴族」、50年以上毎年増配している銘柄のことを「配当王」と言います。
配当貴族は85銘柄もあり、配当王についても25銘柄あります。
一方日本には配当王と呼ばれる銘柄はなく、配当貴族が1銘柄あるのみです。(花王で30年連続増配)
これを見るだけでも、いかにアメリカ企業が株主重視の経営をしているかがわかりますよね!
米国株投資をするためには
米国株投資をするためには、NYダウやS&P500などのインデックス投資やコカ・コーラやAppleなどの個別株投資があります。
インデックス投資を手間をかけずに行いたいのであれば、投資信託で十分だと思います。
投資信託についての記事は以下にありますので参考にしてください。

個別株投資をしたい場合は、ドルで投資する必要があります。
おすすめの証券会社はSBI証券になります。
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