投資初心者におすすめ!投資信託とは?

昨今、「貯蓄から投資へ」と言われているように投資の重要性が高まってきています。

しかし、「投資をやるのはいいけど、どの会社の株を買えばいいの?」といった声があると思います。

そこで初心者の方におすすめしたいのが、「投資信託」になります。

投資信託って一体何?

投資信託については、投資信託協会に以下のような説明がありました。

投資信託とは、「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品」のことです。


出典:https://www.toushin.or.jp/investmenttrust/about/what/

噛み砕いて説明すると、

投資家からお金を集める

運用の専門家が運用する

運用の結果、価格が上下し損益が発生する

というものです。

そのため「どの会社に投資するのか?」というよりも、「どの商品に投資するのか?」ということになります。

投資信託には主に「インデックスファンド」、「アクティブファンド」の2種類があります。

次からそれぞれについて説明します。

インデックスファンドとは?

インデックスファンドとは、株価指数(市場)に連動することを目的として作られた投資信託のことをいいます。

株価指数の具体的な例をあげると、

  • 日本の代表的な株価指数である「日経平均株価」
  • 東証一部上場企業全体の「TOPIX」
  • アメリカの代表的な株価指数である「NYダウ」

といったものがあります。

これらがそれぞれ

ファンド名【販売会社】
日経平均株価・eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)【三菱UFJ国際投信】
・大和-iFree 日経225インデックス【大和投信】
・ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド【ニッセイ・アセットマネジメント】
TOPIX・eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)【三菱UFJ国際投信】
・大和-iFree TOPIXインデックス【大和投信】
・りそなAM-Smart-i TOPIXインデックス【りそなアセットマネジメント】
NYダウ・eMAXIS NYダウインデックス【三菱UFJ国際投信】
・大和-iFree NYダウ・インデックス【大和投信】
・たわらノーロード NYダウ【アセットマネジメントOne】

上記のように各社ごとパッケージ化して販売していて、投資家が購入するといったことになります。

アクティブファンドとは?

アクティブファンドとは、投資のプロ(ファンドマネージャー)が運用を行い、市場平均以上の利益を出すことを目的に作られた投資信託のことをいいます。

市場平均では年利5%ほどしか出せませんが、ファンドマネージャーに運用をまかせることによって、それ以上の利益を求めていくものです。

ファンドマネージャーが運用しているため、人件費や売買手数料が発生し、信託報酬(手数料)がインデックスファンドよりも一般的に高いです。

インデックスファンドとアクティブファンドどちらがいいの?

あらためてインデックスファンドとアクティブファンドの特徴について表にします。

特徴信託報酬
インデックスファンド
指数に連動安い
アクティブファンドプロが運用高い

過去のデータとしてはインデックスファンドの方が成績がよいということになっています。

理由としては、信託報酬の高さがあげられています。

信託報酬はランニングコストのため、必ずかかってきます。そのハンデを負いながらファンドマネージャーが運用して、市場以上のリターンを出さなければなりません。

短期間であれば市場を上回ることも可能ですが、長期間になっていくにつれ、市場を上回り続けることは難しくなっていくでしょう。

なので、初心者の場合はまずインデックスファンドをメインに据えることをおすすめします。そのうえで、勉強して投資の知識が身についてきたらアクティブファンドを購入するのがいいのかなと思います。

投資信託を購入する際に気をつけることは?

投資信託を購入する際に気をつけることは以下の4つです。

  1. ノーロード(販売手数料が無料)であること
  2. 信託報酬が安いこと
  3. 純資産総額が大きい(もしくは右肩上がりである)こと
  4. 毎月分配型投資信託を買わないこと

以下について、それぞれ見ていきます。

ノーロード(販売手数料が無料)であること

まず気をつけたいのが、ノーロードの投資信託を購入することです。

近年では、ノーロードの投資信託が一般的なためあまり見かけませんが、まだ古い投資信託では販売手数料がかかることがありますので注意しなければなりません。

販売手数料がかかるということは、それだけ投資のリターンを押し下げてしまいます。

例えば、販売手数料が投資金額の3%かかる商品に対して、100万円で購入した場合、97万円からスタートすることになります。

ここから101万円になるには、約4.2%のリターンが必要になります。

これがもしノーロードであれば、100万円で購入し101万円になるのに、1%のリターンで良くなるわけです。

こういったコストに敏感になる必要があります。

信託報酬が安いこと

信託報酬は、投資信託を保有している間支払い続ける費用のことをいいます。

ようはランニングコストですね。これはかかってしまうことなので仕方ないですが、安いに越したことはありません。

安いというだけで、同じ指数を対象にしていても手数料分だけ差がついてしまうことになります。

例えば、「MSCIコクサイ」という指数に連動させることを目的とした投資信託に、

  • eMAXIS 先進国株式インデックス
  • eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

がありますが、信託報酬はそれぞれ

信託報酬
eMAXIS 先進国株式インデックス0.648%
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス0.11772%

信託報酬は2019/5/5現在のもの

となり0.53028%の差が生まれてしまうことになります。

なので、もし今から購入するのであれば、「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」をおすすめします。

今回比較した「eMAXIS 先進国株式インデックス」と「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」はどちらも三菱UFJ国際投信株式会社が運用しています。

ただし、設定日が「2009/10/28」と「2017/2/27」で「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」のほうが新しいです。

基本的に新しい商品のほうが安くなるため、今買ったとしても未来に出てくる商品がもっと安くなることもあるかと思います。そうした場合に、乗り換えるべきなのか、そのまま持つべきなのかも検討する必要性が出てくるかもしれません。(今買った商品が信託報酬を下げることもあります)

ちなみに信託報酬の目安としては

  • インデックスファンドは0.1%~0.2%台
  • アクティブファンドは1%

になります。

純資産総額が大きい(もしくは右肩上がりである)こと

純資産総額が大きいということは、それだけその商品に人気がある(支持されている)ということになり、安定した運用が期待できます。

総資産総額が小さいと、人気がないと判断され途中で投資信託の販売を取りやめてしまうことがあります。これを「繰上償還」といいます。長期投資する上で、繰上償還になってしまっては複利の力を活かせないので、純資産総額が大きいものを選択するようにしましょう。

投資信託には、もともと運用する期間(償還日)が決められている商品も存在したりしています。これも長期投資する上では必要ないため、「償還日が無期限」の商品を選択するようにしましょう。

しかし総資産総額が大きいという観点だけだと、昔から存在している商品のみとなってしまい、近年登場した良い商品に投資することができません。

そこで考えたいのが、純資産総額が右肩上がりで増えているかどうかです。

この観点があれば、現在人気になっていることがわかり、将来にわたって運用を続けていく期待が持てます。

毎月分配型投資信託を買わないこと

毎月分配型投資信託とは、その名の通り毎月分配金が出る投資信託のことです。

毎月分配金が出るということで不労所得のようで良いと思われますが、毎月分配型投資信託の約7割は、投資の利益以上の分配金を出しているそうです。つまり、投資家から集めたお金の中から分配金を出しています。

これをタコ足配当といったりします。(タコが自分の足を食べてしまうことに由来する)

結果として、元本を切り崩しながら分配金をもらっているという形になってしまうので、買わないように注意しましょう。

詳しい内容については、「人気の毎月分配型投信が危ない?!毎月分配型投資信託の真実」で記述されているので、確認してみてください。

どんな商品を買えばいいの?

じゃあ一体どんな商品を買えばいいのか?という話になってくるかと思いますが、人によるかと思います。

20代の人と60代の人に同じ商品を勧めづらいですし、人によってリスク許容度が変わってくるためです。

しかし、「投資信託を購入する際に気をつけることは?」で述べたような商品をクリアするようなものはあります。

それは「つみたてNISA」の対象商品です。

つみたてNISAについて聞いたことがある人もいるかと思いますが、

  • 2018年より開始
  • 投資信託が対象(ETFが3本)
  • 年間40万円まで積立投資可能
  • 最大20年間運用可能
  • 運用したことによる利益が非課税(通常は約20%)

という特徴になっています。

つみたてNISAの対象商品は金融庁が精査した商品となっています。

投資信託の総数は約6000本あるそうですが、金融庁がつみたてNISAに相応しい判断としたのはわずか162本です。(平成30年10月末時点:参考リンクはこちら)

そのため、この中からまずは選ぶと良いでしょう。

また、投資ブロガーの方が推薦している「Fund of the Year」というものも毎年開催されているため、それを参考にするのも良いかと思います。

おすすめ証券会社

投資信託は銀行や証券会社で購入することが可能ですが、ネット証券が断然おすすめとなります。

特に投資信託に力を入れているのは、楽天証券です。

楽天証券では、楽天スーパーポイントを使った投資ができるなど、楽天市場など楽天関係のサービスと相性がいいです。

またSBI証券もあります。(私はこちらで投資しています)

SBI証券と楽天証券がネット証券会社の最大手となり、サービスの競い合いをしています。

今から始めるのであれば、やはり楽天スーパーポイントを使った投資ができる楽天証券がおすすめとなります。

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