2020年8月28日に安倍晋三首相が辞任を表明しました。
憲政史上最長の政権を担ってきたわけですが、残りの任期を1年ほど残して退陣ということになります。
持病である「潰瘍性大腸炎」が悪化したことによって政権の運営が困難になったためです。
拉致問題、憲法改正、東京オリンピック、新型コロナウイルス対応等、課題を残しての退陣となってしまいました。
本記事では2012年12月に発足した安倍政権の日経平均株価の推移を振り返っていきます。
2020年8月28日の日経平均株価とドル円チャート
振り返る前に辞任を表明した2020年8月28日の日経平均株価とドル円チャートを見てみます。
日経平均株価、ドル円チャートは堅調に推移していましたが、14:00ごろにニュースでテロップが流れると一気に下落していきました。

日経平均株価は23,313.55円から10分ほどで22735.60円と約600円も下落しました。

106.7円ほどで推移していましたが、こちらも10分ほどで106.1円台まで急落しました。
そのままずるずると105円台半ばまで下落していますね。
衝撃の大きさが物語っています。
ちなみにですが、この日の米国市場はS&P500、ナスダックは最高値、NYダウは年初来プラス回復しており、日本の影響は全く受けておりません。
米国市場の影響は日本市場にも大きな影響を及ぼしていますが、逆は全くありませんね・・・。
第2次安倍政権以降(2012/12-)の日経平均株価の推移
2012年12月26日に第二次安倍政権が発足したわけですが、そこから辞任を表明した2020年8月28日までの日経平均株価の推移を見てみましょう。

- 発足日の2012年12月26日は10,230.36円
- 最高値は2018年10月2日の24,270.62円
- 辞任を表明した2020年8月28日は22,882.65円
と約2倍になりました。
アベノミクス効果によって株価が上昇しています。
それでもバブル期の日経平均の最高値(38,915.87円)を超えられなかったので、今の日本経済の難しさを感じますね。
まとめ
この間に投資できた方は資産を増やすことができた方が多いと思います。
私自身は2016年5月から投資を始めたので遅い方ではありますが、少しは恩恵を受けることができました。
次の首相が誰になるのかわからないため、株価という観点で良い方向にいくのか悪い方向にいくのか全く検討がつきません。
私は米国株中心に投資していますが、日本株にも投資していますので良い方向に向かってほしいです。
最後に安倍首相におかれましては、ゆっくりと療養され体調が回復されることを祈っています。
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