もはや生活インフラの1つとなっているスマホですが、皆さんは月々の利用料金はいくらでしょうか?
大手3キャリアは月々9000~10000円台、格安SIMは月々1000~3000円台くらいですよね。
私自身、以前まで格安SIMを利用していましたが、この度楽天モバイルに変更しました。
楽天モバイルは、2020年4月からいわゆる「第4のキャリア」としてMNO事業を行っている会社であり、以前は格安SIMを取り扱うMVNOでもありました。
楽天モバイルのCMで見る機会が多いので知っている方も多いのではないでしょうか?
本記事では楽天モバイルのメリット・デメリットについてまとめました。
楽天モバイルのメリット
利用した通信容量によって変わる料金
楽天モバイルは「全国民に最適なワンプラン」と銘打って、利用した通信容量によって携帯料金を変更しています。
2021年4月1日から以下のようになっています。

通信量 | 携帯料金 |
1GBまで | 0円 |
3GBまで | 1078円(税込み) |
20GBまで | 2178円(税込み) |
20GB~ | 3278円(税込み) |
1GBまでならなんと0円です!
20GB以上は無制限に使っても3278円となっており、数年前までは考えられないくらいに低料金になりました。
今ならプラン料金が3ヶ月無料なので申し込んでみるのはいかがでしょうか?
携帯料金で5000円以上使っている人や通信容量が少ない人はぜひ検討してみてください。
楽天回線エリア内であればデータ通信容量無制限
こちらも大きなメリットでしょう。
楽天回線エリア内であればデータ通信容量が無制限となっています。
そもそも楽天モバイルは楽天回線とパートナー回線で運用しています。
これは楽天モバイルは携帯事業の新規参入組のため基地局を立てる必要があります。
しかしいきなり日本全国に基地局を立てることができませんので、その間はパートナー回線を利用する形となっています。
パートナー回線はau回線を利用しており月5GBまでとなっています。
5GB超過後は最大1Mbpsで使い放題となっています。
Rakuten Linkアプリを利用することで通話、SMSが無料
通話料金は30秒/20円(税別)、SMSは送信文字数によりますが3~30円(税別)が基本です。
それがRakuten Linkアプリを利用することで、国内であれば無料で利用することができます。(時報や災害伝言ダイヤルといった特番通話は有料)
今の時代LINEなどのメッセージアプリが主流ですが、仕事の都合上電話することもあるかと思います。
そういったときに料金を気にせず無料で通話できるのは大きなメリットですよね。
楽天ポイントの期間限定ポイントを利用して料金を支払うことができる
楽天ポイントはご存知の通り、楽天市場での買い物や楽天カード決済したときに貰えるポイントのことです。
この楽天ポイントですが「通常ポイント」と「期間限定ポイント」の2種類あります。
通常ポイントの方は問題ないのですが、期間限定ポイントは名前の通り期間が決まっており使い道も制限されていることから、どこで使おうか迷ってしまいます。
しかし楽天モバイルでは、この期間限定ポイントを利用して料金を支払うことができるので使い道として重宝することになります。(もちろん通常ポイントでも支払うことができます)
まぁ現在無料期間なので、楽天モバイルの料金を期間限定ポイントで支払うのはまだ先の話ですが。(笑)
ちなみに今のところ期間限定ポイントは楽天ペイの支払いで消費しています。
各種手数料が無料
携帯電話の契約には何かと手数料がかかったりしましたが、楽天モバイルではZERO宣言を掲げており、以下が無料となっています。

最初のほうでも紹介したプラン料金1年無料やアプリ利用で国内通話料金が無料といったものもありますが、MNP転出手数料や契約解除料も無料となっています。
今まではMNP転出手数料は3000円、契約解除料は2年以内であれば10000円ほどだったと思います。
こういった手数料は他の携帯会社に移ってしまうリスクがありますが、政府の意向もあるとはいえ先手をうって無料にしてしまうところに楽天の本気を感じますね。
楽天のSPUの対象となる
細かなメリットですが、楽天モバイルを契約することで、楽天市場での買い物で貯まるポイントが+1倍増えます。
「楽天経済圏」という言葉があるように、あらゆる買い物に楽天サービスを利用することで、楽天ポイントを貰って更にそれを消費するというサイクルができます。
こうすることで手出しのお金が減っていき、そのお金を投資に回すことができればどんどん増えていき好循環が生まれてくると思います。
楽天経済圏を検討している方は、ぜひ利用を検討してみてはいかがでしょうか?
楽天モバイルのデメリット
楽天回線エリアの繋がる範囲がまだまだである
楽天モバイルのデメリットといえば、自前の楽天回線エリアの繋がる範囲がまだまだであるという一点です。
楽天回線エリアの地図で濃いピンク色のエリアが楽天回線エリアとなっていますが、実際は楽天回線に繋がらずパートナー回線となってしまうことがあります。
また、地下や建物内に入ってしまうとパートナー回線になってしまうことがあります。
そもそも楽天モバイルは他の大手3キャリアとは違い、プラチナバンドを割り当てられていないため回線の品質という面で不利になってしまっています。
プラチナバンドを割り当てられれば、地下や建物内、回線の網羅性を高めることができるのですが、現状は待つしかない状態です。
どうしても楽天回線エリアのみで生活していきたいという方は、周りで楽天モバイルを使っている方に聞いてみて判断してみるのが良いと思います。
まとめ
ここまで楽天モバイルのメリット・デメリットについてまとめましたが、こんな人におすすめします。
- 携帯価格を抑えたい
- 楽天回線エリア内に住んでいる人(主に都市部)
- 楽天回線エリア外でも普段使いで5GBまでしか利用しない
個人的に2021年は携帯料金の値下げ合戦が始まると思うので、一旦楽天モバイルに変更して様子見した後に、改めてどこにするか検討してみるのが良いと思います。
特に解約手数料やMNP転出手数料が取られるわけではありませんので、ぜひ楽天モバイルを検討してみてはいかがでしょうか?
コメント