株式に長期投資している上で避けることができないのが暴落です。
特にインデックス投資をしている人はほぼ確実に暴落に直面することになります。
直近では2020年3月のコロナショックですね。
日経平均株価は直近高値から31.2%の暴落、NYダウも直近高値から37.0%の暴落を記録しました。
こうした中で投資が嫌になってしまい売りたくなることもあると思います。
本記事では、そのような方向けに知っておいてほしい2つのことについて説明していきます。
株式市場は右肩上がりで成長を続けている
こちらは非常に有名な200年チャートと呼ばれるものです。

1801年に株・長期国債・短期国債・金・ドルにそれぞれ投資した場合における2003年時点のリターンを表しています。(米国を前提としています)
見ての通り株式のリターンが59万ドルと飛び抜けて高いことがわかります。
このチャートの中には世界恐慌やブラックマンデー、ドットコムバブルの崩壊といった歴史的な暴落も含まれています。
またこのチャートには含まれていませんが、リーマンショックもありました。
そうした中でも株式は成長を続けてきました。
暴落時にこのチャートを思い出すことによって、耐えることができるのではないでしょうか?
15年以上の投資で損はしない
200年チャートで株式が持つパワーについてはわかったかと思いますが、実際私達が運用する期間は長くても40~60年だと思います。
その間に損するのかしないのかが気になってくると思います。
そこでもうひとつ紹介します。こちらも有名な図です。(こちらも米国を前提としています)

こちらは投資期間によるリターンの幅を表した図です。
例えば1年投資した場合を見てみると、リターンの幅が「+52.62%~-37.00%」の間になりますが、15年以上投資していくとリターンがプラスになることがわかるかと思います。
このデータを信じることができれば、目の前の暴落にも耐えられることができると思いませんか?
まとめ
今回紹介したチャートや図を見ることで、暴落時に狼狽して売ってしまうことを避けられるのではないでしょうか?
個別株に投資している場合は、投資している会社が今後どうなっていきそうなのか考えて判断する必要があります。
その投資判断によって、売らずにそのまま持つのか、売ってしまうのか、買い増しするのか決まってくると思います。
また今回紹介したデータは米国市場を前提としています。
私のおすすめは、米国市場で有名な指数である「S&P500」につみたてNISAで投資することです。
記事もありますので、是非参考にしてください。

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