2023年2月のトラリピの収益は68,669円でした。
本記事では私がトラリピで運用中の自動売買の実績を公開しています。
私のトラリピの設定については、以下の記事にありますので参考にしてください。
トラリピで実際の運用実績が気になっている方はぜひご覧ください。
トラリピの収益内訳
2023年2月の収益は以下のようになりました。
通貨ペア | 決済回数 | 収益 |
EUR/JPY | 0回 | 0円 |
AUD/USD | 40回 | 25,369円 |
NZD/USD | 22回 | 14,059円 |
AUD/NZD | 19回 | 8,061円 |
EUR/GBP | 18回 | 21,180円 |
合計 | 99回 | 68,669円 |
今月は68,669円の収益となりました。含み損は-3,484,929円です。
一番収益が大きかったAUD/USDのチャートを見てみましょう。

基本的には下落相場となっていました。
AUD/USDの主な下落要因としては
- 2/3に発表された米雇用統計が、「雇用者数51.7万人増(予想18.5万人増)」「失業率3.4%(予想3.6%)」「平均時給4.4%増(予想4.3%増)」と予想を上回ったこと
- 2/14に発表された米CPIが、市場予想6.2%に対して結果6.4%と予想を上回ったこと
- 2/24に発表された米PCE物価が、市場予想4.9%に対して結果5.4%と予想を上回ったほか、12月の5.0%からも上昇したこと
でした。他の指標も軒並み高かったことで、ドル高になりました。
先月の記事ではAUD/USDが上目線になると予想していましたが、ぜんぜんダメでしたね。
続いて、収益が0円だったEUR/JPYのチャートを見てみます。

140円以上で上昇していっています。
私の設定では140円までしか設定していないので、収益を取りこぼしている状態であり0円になってしまいました。
2月はクロス円の通貨ペアが上昇していきましたが、大きな要因としては次期日銀総裁に経済学者の植田和男氏が抜擢されたことによるものです。
当初は現日銀副総裁の雨宮氏だと言われていましたが、結果としてはサプライズ人事として植田氏となりました。
報道当初は雨宮氏ではなかったことから円高になりましたが、植田氏も現在の金融緩和政策が妥当と評価したため円安に推移していきました。
ただし現在のYCC(イールドカーブコントロール)については、いずれ修正するとの見方が大きいので、近いうちに円高方向に推移していくと予想できます。
まとめ
今回は14回目の月間報告になります。
2023年2月の収益は68,669円でした。
今月の収益は
- 2022年の月平均14.75万円よりも少ない
- 前年同期比である2022年2月の138,270円よりも少ない
ということで、残念な結果となってしまいました。(2022年はCAD/JPYを稼働していましたが、2023年からは停止している状態なので単純に比較はできませんが)
含み損は-3,484,929円と、先月末が238万円だったので約110万円も含み損が増えてしまいました。。。
ここ数ヶ月は含み損が減少していっていましたが、また増えてしまいました。
EUR/JPYが全く機能せず実質4通貨ペアになってしまったのも良くなかったですね。
今月の大きなトピックとしては
- アメリカの雇用統計が市場予想を上回る
- アメリカのインフレ指標が悪化(CPI・PPI・PCE)
- 次期日銀総裁に経済学者出身の植田和男氏が抜擢
ということで、円安ドル高方向に推移していきました。
アメリカの金利が上がっているのにインフレが収まらず労働市場も堅調ということで、アメリカ経済の強さが出ていますね。
今月の収益は新生銀行が発表した「2022年サラリーマンのお小遣い調査」の
- 男性会社員の毎月のお小遣いが38,642円
- 女性会社員の毎月のお小遣いが33,278円
を大きく上回る結果となりました。
レバレッジがかかっているためリスクは存在していますが、私のトラリピの設定では通貨ペアがクロス円、ドルストレート、それ以外となっておりそれぞれ異なった動きをすることでリスク分散をしています。
もちろんたくさんの通貨ペアを取り扱っているので、最悪ロスカットになってしまう可能性はあります。
そのため資金管理をして耐えながら、その反動で大きな利益を得ていく投資法となっています。
気になった方は、トラリピでFX自動売買を始めてみるのはいかがでしょうか?
トラリピについての紹介記事もありますのでぜひ参考にしてください。
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