【つみたてNISA対象】おすすめの全世界株式型投資信託を比較!

インデックス投資
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2018年からつみたてNISAの制度が始まったことで、より低コストな投資信託が登場するようになりました。

本記事では、その中でも全世界を投資対象としている全世界株式型の投資信託のおすすめを紹介していきます。

ぜひ投資をする際の参考にしてください。

投資信託って何?って方は以下の記事をご覧ください。

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おすすめの全世界株式型の投資信託

全世界株式型の投資信託として、以下の2つのどちらかに連動するファンドがおすすめです。

  • VT
  • MSCI ACWI

具体的なファンド名は以下の3ファンドです。

ファンド名信託報酬(税込み)純資産総額設定日連動対象
楽天・全世界株式インデックス・ファンド0.202%1,712.96億円2017/9/29VT
SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド0.1338%77.48億円2022/1/31VT
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)0.1144%4,979.93億円2018/10/31MSCI ACWI
※2022/4/30時点のデータ

どのファンドも信託報酬が低く、SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド以外は純資産総額も大きい人気ファンドとなっています。

それぞれのファンドを見てみましょう!

楽天・全世界株式インデックス・ファンド

楽天・全世界株式インデックス・ファンドは、楽天とアメリカの有名な資産運用会社であるバンガード社がコラボしたファンドで、楽天VTという名前で親しまれています。

VTというのはバンガード社が運用しているETF(上場投資信託)となっており、全世界の株式市場の約98%をカバーしています。

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスというインデックスに連動しており、約8000銘柄に分散されています。

国別構成比率は以下のようになっています。

世界中に分散しているといっても、半分以上はアメリカとなっています。

それだけアメリカが強いということですね!

VTはドルで購入することになりますが、楽天VTであれば円で購入可能なため手軽に投資することができます。

楽天VTのみ唯一、つみたてNISAが始まる2018年1月よりも前にできたファンドです。

そのため残りの2ファンドよりも信託報酬が高いですが、全世界にまんべんなく投資したいという方に対しておすすめです。

2022年4月15日に楽天VTの投資対象銘柄の追加についての発表がありました。

端的に言うと

  • これまではVTに連動するように運用してきた
  • これからはVTに加えVTI、VXUSを追加して運用する
  • VTI、VXUSを追加することで効率的な運用を実現し信託報酬の低下を期待していく

ということでした。

これによって今後どうなるかはわかりませんが、信託報酬の高さが難点だったので手をうってきた形になります。

SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド

楽天VTと同じく、VTに連動していることからSBI・VTと呼ばれることもあります。

SBI・VTは、今回紹介している3ファンドの中で設定日が新しく純資産総額が一番少ないです。

そのためSBI・VTに投資するのはもう少し様子見するというのも手です。

だたしSBI・VT以外のSBI・VシリーズであるSBI・VOO、SBI・VTIは着実に純資産総額を増やしているので、SBI・VTも純資産総額が増えていくことは期待できそうです。

なにより信託報酬が0.1338%とVTに連動する投資信託では業界最安水準となっているため、今からVTに連動した投資信託に投資したいという場合、SBI・VTはおすすめになります!

SBI・VTはSBI証券のみで購入可能なので、まだ口座開設していない方はこの機会にしてみてください。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

楽天VTよりも1年あとにできたファンドですが、すでに純資産総額が楽天VTを追い抜いているのが、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)です。

こちらも全世界を対象としていますが、楽天VTとは連動するインデックスが異なっています。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)はMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスというインデックスに連動しています。

国別構成比率は以下のようになっています。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の交付目論見書より引用

楽天VTと比べてみてもパーセンテージが若干違いますが、投資する国はほぼ同じとなっています。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は三菱UFJ国際投信が提供しているeMAXIS Slimシリーズの1つです。

シリーズのコンセプトである「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続けるファンド」に共感した投資家が多くいることで、純資産総額が設定日が一番古い楽天VTを追い越しており、信託報酬も楽天VTの半分ほどとなっています。

Fund of the Year 2019Fund of the Year 2020Fund of the Year 2021で3年連続1位を獲得したことも貢献しているでしょう。

まとめ

本記事では全世界株式を対象とした人気の投資信託を紹介してきました。

今から購入するのであれば、信託報酬の安い

  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  • SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド(ただし純資産総額が少ない)

がおすすめです。

まずはつみたてNISAから始めてみましょう!

つみたてNISAについては以下の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

本記事で紹介したVT、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)のどちらに投資すれば良いか悩んでいる方向けに、以下の記事を参考にしてもらえれば幸いです。

また世界の時価総額の半分以上を占めているアメリカに一極集中したいというのであれば、全米株式型の投資信託についての記事もありますので、ぜひ参考にしてください。

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