2022年11月のトラリピの収益は183,290円でした。
本記事では私がトラリピで運用中の自動売買の実績を公開しています。
私のトラリピの設定については、以下の記事にありますので参考にしてください。
トラリピで実際の運用実績が気になっている方はぜひご覧ください。
トラリピの収益内訳
2022年11月の収益は以下のようになりました。
通貨ペア | 決済回数 | 収益 |
CAD/JPY | 127回 | 28,510円 |
EUR/JPY | 0回 | 0円 |
AUD/USD | 97回 | 60,784円 |
NZD/USD | 95回 | 60,937円 |
AUD/NZD | 8回 | 4,028円 |
EUR/GBP | 24回 | 29,031円 |
合計 | 351回 | 183,290円 |
今月は183,290円の収益となりました。含み損は-3,680,380円です。
今月はNZD/USD、AUD/USDといったドルストレートの通貨ペアが収益に貢献してくれました!
ほぼほぼ同じ利益なので、代表してNZD/USDのチャートを見てみましょう。

多少ジグザグしているものの、基本的には上昇していたため決済回数も多く含み損の減少&利益確定という形になりました。
11月は
- アメリカのCPIが予想:8.0%に対して結果:7.7%と予想を下回ったことで、政策金利の縮小が現実味を帯びてきた
- NZ準備銀行は政策金利を過去最大の利上げ幅となる0.75%引き上げ、2009年1月以来の高水準となる4.25%としたことで、まだまだタカ派のスタンス
ということで、大きく上昇しています。
AUD/USDも同様に上昇していますが、オーストラリアの金融政策がハト派寄りのためNZD/USDよりも上昇は小さいです。
その証拠にAUD/NZDは下落しています。

AUD/NZDもどこかで反転してほしいですね。
続いて決済回数が一番多かったCAD/JPYのチャートを見てみます。

ほぼほぼ一貫して下落しています。
要因としては
- アメリカの利上げペース縮小期待
- これまで売られすぎていた円の買い戻し
などによって、円高方向に推移しています。
CAD/JPYの水準としては2022年8月の状態まで戻ってきています。
しかし決済回数が多かった割に収益額が少なかったです。
理由はマイナススワップによるもので、内訳としては以下の表のようになります。
決済回数 | 元々の利益 | マイナススワップ | 収益 |
127回 | 76,200円(600円×127回) | 47,690円 | 28,510円 |
マイナススワップは痛いですが、トラリピを始めとしたFXをやる上では必要なリスクになります。
CAD/JPYもそうですが、他の通貨ペアでもマイナススワップが大きいものもありますので、12月はマイナススワップも損出しすることになります。
まとめ
今回は11回目の月間報告になります。
2022年11月の収益は183,290円でした。
トラリピは2021年7月から試験的に運用を開始しており、2021年7月~12月で約50万円、月平均約8.3万円の収益だったのでひとつの基準としています。
今月も基準を上回ったので良かったです!
含み損は-3,680,380円と、先月末が610万円だったことを考えると約240万円も含み損が改善しました!
10月の為替介入以降、アメリカの政策金利のペース縮小議論もありトレンドとしては反転しているような気がしています。
株式としては円安の恩恵が受けられなくなってしまうためマイナスですが、FX自動売買では含み損の縮小&利益確定というフェーズになっていますので、トータルで見れば総資産は上昇しています。
そして、今月の収益は新生銀行が発表した「2022年サラリーマンのお小遣い調査」の
- 男性会社員の毎月のお小遣いが38,642円
- 女性会社員の毎月のお小遣いが33,278円
を大きく上回る結果となりました!
レバレッジがかかっているためリスクは存在していますが、私のトラリピの設定では通貨ペアがクロス円、ドルストレート、それ以外となっておりそれぞれ異なった動きをすることでリスク分散をしています。
もちろんたくさんの通貨ペアを取り扱っているので、最悪ロスカットになってしまう可能性はあります。
そのため資金管理をして耐えながら、その反動で大きな利益を得ていく投資法となっています。
気になった方は、トラリピでFX自動売買を始めてみるのはいかがでしょうか?
トラリピについての紹介記事もありますのでぜひ参考にしてください。
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