2022年10月のトラリピの収益は248,014円でした。
本記事では私がトラリピで運用中の自動売買の実績を公開しています。
私のトラリピの設定については、以下の記事にありますので参考にしてください。
トラリピで実際の運用実績が気になっている方はぜひご覧ください。
トラリピの収益内訳
2022年10月の収益は以下のようになりました。
通貨ペア | 決済回数 | 収益 |
CAD/JPY | 88回 | 52,808円 |
EUR/JPY | 0回 | 0円 |
AUD/USD | 83回 | 59,144円 |
NZD/USD | 92回 | 66,316円 |
AUD/NZD | 17回 | 8,449円 |
EUR/GBP | 51回 | 61,297円 |
合計 | 331回 | 248,014円 |
今月は248,014円の収益となりました。含み損は-6,126,035円です。
今月はNZD/USDが一番収益に貢献してくれましたのでチャートを確認してみましょう。

上下にジグザグと動いていたため、決済回数が多く利益にも貢献してくれました!
10月は
- アメリカの雇用統計が予想:25.0万人増に対して結果:26.3万人増と好調だった
- アメリカのCPIも予想:8.1%に対して結果:8.2%と高かった
- アメリカで今後の政策金利の縮小が議論されるかもという記事が出た
ということで、大きく動きました。
同じドルストレートの通貨ペアとしてAUD/USDもありますが
- オーストラリアの金融政策がどちらかというとハト派で、ニュージーランドの金融政策がタカ派であったこと
- AUD/USDのマイナススワップがNZD/USDよりも大きいこと
でNZD/USDよりも利益が出ませんでした。
次に収益が大きかったのは、先月の収益が一番だったEUR/GBPです。
そんなEUR/GBPのチャートは以下のようになっています。

10月のEUR/GBPは大きく乱高下しました。
イギリスで先月就任したリズ・トラス政権でしたが、大型減税政策を発表したことで「株安・債券安・ポンド安」を招いてしまい政策を全面撤回しました。
その後、支持率も7%台と大きく下落し歴代最短の45日で首相を辞任を発表しました。
後任には元財務大臣のリシ・スナク氏が首相に就任することになったことで、一旦の落ち着きを取り戻した形になります。
まとめ
今回は10回目の月間報告になります。
2022年10月の収益は248,014円でした。
トラリピは2021年7月から試験的に運用を開始しており、2021年7月~12月で約50万円、月平均約8.3万円の収益だったのでひとつの基準としています。
今月も基準を上回ったので良かったです!
ただし含み損は-6,126,035円と、先月末が510万円だったことを考えると約100万円も含み損が増えてしまいました……。
一時含み損が700万円を超えていたこともあったので少し戻りましたが、収益は過去最高額ですが含み損も過去最高額となってしまいました……。
そして今月は
- USD/JPYが151.9円台と約32年ぶりの円安ドル高水準
- 日本政府による2回目の大型の為替介入(覆面介入)
- イギリスのトラス新政権が歴代最短で終了しスナク新政権へ移行
といった大きなトピックがありました。
今回の為替介入で一旦円安が落ち着いたような形になっていますが、今後さらに円安が進んでしまうのか、それとも円高方向に反転していくのか、注視していく必要がありますね。
そして、今月の収益は新生銀行が発表した「2022年サラリーマンのお小遣い調査」の
- 男性会社員の毎月のお小遣いが38,642円
- 女性会社員の毎月のお小遣いが33,278円
を大きく上回る結果となりました!
レバレッジがかかっているためリスクは存在していますが、私のトラリピの設定では通貨ペアがクロス円、ドルストレート、それ以外となっておりそれぞれ異なった動きをすることでリスク分散をしています。
もちろんたくさんの通貨ペアを取り扱っているので、最悪ロスカットになってしまう可能性はあります。
そのため資金管理をして耐えながら、その反動で大きな利益を得ていく投資法となっています。
ただし含み損が大きくなってきたことで、改めてリスク・リターンのバランスを考えたときに、今後は以下のツイートの通り戦略を練り直すことを考えています。
やはりトラリピ世界戦略の通貨ペアが主軸になってくるかなと思っていますが、異常な相場が落ち着いた後のことなので、気長に待とうと思います。
気になった方は、トラリピでFX自動売買を始めてみるのはいかがでしょうか?
トラリピについての紹介記事もありますのでぜひ参考にしてください。
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