2023年5月のトラリピの収益は81,350円でした。
本記事では私がトラリピで運用中の自動売買の実績を公開しています。
私のトラリピの設定については、以下の記事にありますので参考にしてください。
トラリピで実際の運用実績が気になっている方はぜひご覧ください。
トラリピの収益内訳
2023年5月の収益は以下のようになりました。
通貨ペア | 決済回数 | 収益 |
EUR/JPY | 0回 | 0円 |
AUD/USD | 23回 | 13,860円 |
NZD/USD | 26回 | 16,628円 |
AUD/NZD | 39回 | 18,426円 |
EUR/GBP | 19回 | 32,436円 |
合計 | 107回 | 81,350円 |
今月は81,350円の収益となりました。含み損は-4,995,023円です。
EUR/GBPとAUD/NZDというトラリピ世界戦略の通貨ペアが頑張ってくれました。
まずは一番収益が大きかったEUR/GBPのチャートを見てみましょう。

チャートは下落していますが、売りポジションを保有していたため決済されました。
ユーロも強いのですが、それ以上にポンドが強いため下落しています。
ポンドが強い要因としては、インフレが高止まりしていることにあります。
そのことを受けイギリスの中央銀行であるイングランド銀行は、5月の会合で政策金利を4.5%に引き上げました。
利上げは2021年12月以降12回連続で、政策金利が4.5%となるのは2008年10月以来およそ15年ぶりの水準となっています。
EUよりもイギリスの方がインフレが厳しそうなので、EUR/GBPはまだ下落していきそうかなと思います。
また決済金額が大きいのは、EUR/GBPがプラススワップだったためです。
EUR/GBPだけに限って言えば、含み損も少なくなってきたのでこの調子で進んでいってほしいです。
続いて決済回数が多かったAUD/NZDのチャートを見てみましょう。

AUD/NZDはなかなかジグザグした動きをしています。
ただこういった動きをしたことで、決済回数が多く収益に貢献してくれました。
オーストラリア、ニュージーランドに関する主な出来事としては
- 5/2、豪州準備銀行が政策金利を3.85%に引き上げ(市場予想に反する)
- 5/24、NZ準備銀行が政策金利を5.5%に引き上げ(市場予想通り)
ということで、オーストラリアの方がサプライズとなっているためAUDが強いですね。
AUDもNZDもどちらも含み損を抱えているので、まだまだ上昇していってほしいです。
まとめ
今回は17回目の月間報告になります。
2023年5月の収益は81,350円でした。
今月の収益は
- 2022年の月平均14.75万円よりも少ない
- 前年同期比である2022年5月の232,626円よりも少ない
ということで、残念な結果となってしまいました。(2022年はCAD/JPYを稼働していましたが、2023年からは停止している状態なので単純に比較はできませんが)
含み損は-4,995,023円と、先月末が488万円でしたが今月でほぼほぼ500万円の含み損になってしまいました……。
今月の大きなトピックとしては
- アメリカの債務上限問題があったが解決
- 日本では日経平均株価、TOPIXがバブル後最高値を更新(33年ぶり)
がありました。
今は日本株が好調ですね!
私自身、日本の高配当株投資もしているのですが、なかなか手を出せない状況になっています。
インデックス投資、高配当株投資は順調ですが、FX自動売買は現在不調です。
景気のサイクルが回ってきたらFX自動売買も復活してくると思うので、今は我慢のときですね。
それでも今月の収益は、SBI新生銀行が発表した「2022年サラリーマンのお小遣い調査」の
- 男性会社員の毎月のお小遣いが38,642円
- 女性会社員の毎月のお小遣いが33,278円
を上回る結果となりました。
レバレッジがかかっているためリスクは存在していますが、私のトラリピの設定では通貨ペアがクロス円、ドルストレート、それ以外となっておりそれぞれ異なった動きをすることでリスク分散をしています。
もちろんたくさんの通貨ペアを取り扱っているので、最悪ロスカットになってしまう可能性はあります。
そのため資金管理をして耐えながら、その反動で大きな利益を得ていく投資法となっています。
気になった方は、トラリピでFX自動売買を始めてみるのはいかがでしょうか?
トラリピについての紹介記事もありますのでぜひ参考にしてください。
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